成功とは、意欲を失わずに失敗に次ぐ失敗を繰り返すことである。
~ チャーチル(イギリスの首相) ~
どんな偉大な発明でも、どんな素晴らしい発見でも、そこにたどり着くために、様々な葛藤や失敗を繰り返しているのは、想像に難くありません。
つい華やかな成功にだけ注目しがちですが、その成功は失敗の上に築き上げられたものだということを、決して忘れてはいけません。
そういう話を聞くと、自分の生活にはまるで縁のないような気がすることもありますが、実は、日常生活においても同じです。
大きなことでも小さなことでも、何かに挑戦するときは「成功」か「失敗」かのいずれかしかありません。
成功しそうだったけど失敗したは、失敗です。
失敗ばかりだったけどなんとか成功したは、成功です。
そう、まさに今、「失敗」していることが、将来の「成功」へ繋がることが多いのです。
失敗のままであきらめてしまえば、失敗したという終わり方になります。
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ですが、失敗してもあきらめずに挑戦し続ければ、いずれ成功するかもしれません。
少なくとも、可能性はゼロではないのです。
むしろ、一度も「失敗」せずに「成功」している人を、私は見たことがありません。
成功哲学を語る人は、それだけ失敗哲学を語ってもいいくらい失敗しているのです。
本当に成功したいと思うのであれば、失敗を恐れてはいけません。
失敗して反省することは大切ですが、落ち込む必要はないのです。
もう二度と同じ失敗を繰り返さないようにするだけで、あなたの成功する確率はまたひとつ上がったことになります。
失敗を恐れて動けない人は、成功を手にすることもできません。
何事も「ほどほどに」を目標にしていると、「ほどほどの」成功しか起こりえません。
それが悪い事だとはまったく思いませんが、成功を望むのであれば「ほどほどに」の考えは守りに徹しすぎていると思います。
歴代の成功者は、貪欲に失敗を乗り越えてきて、その栄光を手に入れたのです。
「ほどほど」もいいですが、全力で没頭する何かを追い求める心を、どこかに隠していませんか?
人生は一度きり。失敗の先に成功があるのなら、チャレンジしてみる価値があるとは思いませんか?