時間の価値

時計が止まる時、時間は生き返る。

~ ウィリアム・フォークナー(作家) ~

私たちは、自分が思っている以上に時間を意識して過ごしています。

例えば、朝起きる時間にしても、無意識のうちに「いつもと同じ」「いつもより早い」「いつもより遅い」の3つに分類してしまうのです。

社会生活をしていく上で、時間という概念はとても大切なもの
時間を守ることは、社会人として最低限のマナーですし、時間を守れない人は、すべてのことで信用されにくくなります。
それほどまでに、時間という概念は浸透していますし、印象を左右する力さえあるのです。

そして、出来ることなら「無駄な時間」よりは「有意義な時間」を過ごしたいと思うのも自然なこと。

有効に活用できた時間が心身ともに満たしてくれるのと同じように、有効に活用できなかった時間は心身を疲労させがちです。

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結局のところ、時間というものに縛られている限り、どうしても「無駄」か「有効」の価値観を持ってしまうのです。

だからこそ、「時間を気にせず過ごす日」というものを設けてみましょう。
休みの日一日を、時計を見ることなく過ごしてみるのです。

携帯も緊急時以外はみません。
テレビ・パソコンもつけません。

理由は、どちらも時間を意識させてしまうものだからです。

時計を見ると、「あ、もうこんな時間だからお昼食べなくちゃ」とかスケジュールを立ててしまうので、おなかが空いたら食べるという自分の体の時計に目を向けてみるのです。
太陽の位置や伸びる影で、自然が教えてくれる時間に目を向けてみるのです。

時計を見ずに過ごすことは、自分の時間を取り戻すということに他なりません。
あなたの時間は、あなたのものであり、無理をして他人と同じ行動をしなくてもいいのです。
さすがに仕事中は無理ですが、今度の休みの日には一日時計を見ずにのんびりしてみましょう。