夫婦生活は、長い会話である。
~ ニーチェ(哲学者) ~
相手の話を聞き、自分の思いも伝え、お互いを理解していくのが会話というもの。
会話が成り立つというのは、お互いを尊重し合っている証拠。
一方的に自分の我を通そうとしたり、相手の事を全否定してしまうのは、会話ではありません。
そうなってしまうと、喧嘩になるのが関の山。
表だって言い争わなかったとしても、確実に相手の中であなたの信頼度が下がっています。
夫婦生活も、この会話と同じです。
性別も環境も違う二人が、縁あって夫婦となり、共に人生を歩んでいくのです。
予想外のこともあるでしょうし、考え方の相違が出てくるのも当たり前。
最初から円満で、何のトラブルもない夫婦はほんの一握り。
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永い時間、ゆっくりと会話をするようにお互いを理解し合い、自分たちの夫婦像を作っていくのです。
怒りは怒りで返され、愚痴は嫌味で返されるようでは、何のために夫婦になったのかわかりません。
どんな時でも、相手の言葉を最後まできちんと聞くことは大切なことです。
男性には男性の得意とするところがあり、女性には女性の得意とするところがあります。
なんでもかんでも「平等であるべき」というのは違います。
性別というものが存在する理由を考えると、なんでも平等は無理だと気がつくでしょう。
夫婦の形は人それぞれではありますが、お互いを尊敬し合うことを忘れてしまうと、いざこざが多くなりがちです。
今はまだ、長い会話の途中ということを意識して、おたがいを理解し合えるように時を重ねていきましょう。