情報が多ければ判断が楽というものではない。
~ クラウゼヴィッツ(プロイセンの軍事学者) ~
情報化社会と呼ばれるようになり、様々な情報が瞬時に手に入るような世の中になりました。
ネットが発達した今、あっという間に望む情報が手に入るようになり、情報に対するイメージがものすごく変わり、良くも悪くも、情報があふれている時代になったともいえるでしょう。
多すぎる情報は少なすぎる情報と同じく、判断を鈍らせる可能性があります。
なぜならば、多くの情報の中から、自分が望む情報を見極める必要があるからです。
人間は不思議なもので、いくら自分の中で大丈夫と確信を持っていたとしても、そこに第三者の否定的な情報を見つけてしまうと、心が揺れてしまいがちです。
もしかしたら、自分も失敗するかもしれないという思いが芽生えてしまい、今までの自信が嘘のように一気に不安になります。
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良い情報と悪い情報があった場合、ほとんどの人は悪い情報の方を信じやすいのです。
だからこそ、さらに情報を集めて分析しようとするのですが、例え100件の良い情報があったとしても、そこに1件でも悪い情報を見つけてしまえば、不安は絶対に消えません。
確かに、様々な情報を参考にすることは大切です。
ただ、その情報に呑み込まれてはいけません。
見ず知らずの誰かの「成功しなかった」という情報を鵜呑みにして諦めてしまうことは、成功するかもしれない自分の可能性を丸ごと放棄していることになります。
仮に今まで100人失敗していたとしても、あなたが失敗するとは限らないのです。
むしろ、あなたが初めての成功者になるかもしれないのです。
情報をどれだけ集めたとしても、実際に行動しない限りは何も得られません。
他人の失敗談は参考程度に留めておいて、自分の可能性を信じて失敗を恐れずに行動しましょう。