お金がないという口実

金がないから何もできないという人間は、金があってもなにもできない人間である。

~ 小林一三(阪急グループ創業者) ~

よく口癖のように「お金がない」という人がいます。
確かに、世はまだ不景気ですし、すべての労働者が仕事に見合った単価を得ているとは限らないので、お金がないという言葉が出るのもうなづけます。

しかし、「お金がないから何もできない」という言葉は、意味が全く違います。
それはただ単に逃げる口実にお金というキーワードを使っているだけです。

お金がないから旅行ができない。
お金がないから勉強ができない。
お金がないから結婚ができない。
お金がないから幸せになれない。

果たして、本当にそうでしょうか?
ひとつひとつ、ちゃんと考えるとそうではないことに気がつきます。

お金がないのであれば、自転車や徒歩や近場に旅行に行けばいい。
お金がないのであれば、図書館を利用して勉強すればいい。
お金がないのであれば、二人で働いて結婚すればいい。
お金がないのであれば、お金以外の事で幸せを見つければいい。

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お金がないからできないというのは、単なる口実です。
具体的な例は何も出していませんが、別にお金がなくても対処法はいくらでもあるのです。

確かに、想像していたものや理想とはかけ離れてしまうかもしれません。
それでも、お金がなくてもやりたいことはやれるのです。

もし、全てがお金だけで解決すると思っているのであれば、それはお金に対して幻想を持ちすぎです。
お金はあくまでも、「生きていくために手に入れる何か」と引き換えにするもの。
だからこそ、その「お金」に魅了されてはなりません。

本当にやりたいことなら、お金がなくてももう始めているはずです。
そろそろ「お金がないからできない」という言い訳は手放しませんか?
お金のあるなしよりも、あなたは何がしたいのか。
始めたいことを始めるためにはどうすればいいのか考えてみましょう。