先祖を敬うこと

父母の恩を感ぜずんば、汝の親友となる者なかるべし。

~ ソクラテス(哲学者) ~

「赤ちゃんはね、何もできないの。
トイレにいくことも、ご飯を食べることも、寝返りを打つことさえも。

だから、泣いて伝えるしかないの。
泣くのが仕事というのは、そういうことよ。」

この言葉は、私の母の言葉です。
当時、この言葉を聞いたとき、母性という言葉の本質を見たような気がしました。

一人では何もできなかった赤子が、一人で生活ができるようになるまでに、一体、どれだけの愛を与えられてきたことでしょうか。
親が子を思う心こそ、無償の愛の原点だと思っています。

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あなたがこの世に存在するためには、はるか昔から続くあなたの祖先の誰一人かけてはいけないのです。
反抗期や絶望感や悲壮感などに苛まれる時もあるとは思いますが、あなたの先祖もみんなそれを乗り越えて、あなたへと生を繋いできたのです

例え恵まれた環境でなかったとしても、それでも、あなたがここまで生きることができたのは、誰かしらの愛情をかけてもらえたからです。

本当に辛い時は、誰の言葉も信じられないでしょう。
でも、思い出してください。
あなたは誰かの愛情を受けて今まで生きてきたということを。


もし、ほんの一瞬でも与えられた愛情について感じられたのなら、その想いは常に自分と共にあり、自分を守っていることを忘れないようにしましょう。

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