他人の言うことにすべて反論してはいけない。
~ ジョージ・ワシントン(アメリカ初代大統領) ~
誰かの言葉を盲目に信じることも、誰かの言葉を徹底的に拒絶することも、自分の考えを入れていない分、やっていることは同じです。
どんな言葉でも、その言葉が自分に向けられた以上は、真摯に受け取るべきです。
ただ、自分の考えと違う時は、きちんと反論しましょう。
反論することは、相手にとって非礼にはあたりません。
むしろ、相手のためになることもしばしばです。
新たな観点の考えが聞けるということは、往々にしてお互いに良い作用を及ぼします。
自分では浮かばなかったアイデアというものは、とても貴重なものです。
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しかしながら、気を付けなければいけないのは、必ず原因と代案を提示することです。
なぜ、自分はその意見に対して反論したのか。
単なる感情論では、その言葉は相手に届かないのも当然です。
きちんとした信念で相手が話しているのであれば、こちらも同じくらいの信念で反論すべきです。
ただ「嫌だ」「気に食わない」「やりたくない」では、あなたの評判を落としかねません。
反論をするときに、その代案となるものを用意できていれば、「出来る人」という印象になります。
相手も素直に聞き入れやすくなるのです。
ただただ声を荒げるだけの反論は、駄々っ子と同じです。
きちんと自分の考えを述べ、その上で代案を提示しましょう。