価値観の違いを受け入れる

全員が美味しいという料理はこの世に存在しない

~ 陳健一中華料理の料理人)~

今、世界は大きく変わりつつあります

それは、SNSの普及やグローバルな社会、そして、コロナ禍などを経て、新しい価値観がどんどん生まれているからです。

その一つが、多様性を認めようという意識。

考えてみれば、今から20年ほど前ですら、まだ多様性など認められない時代でした。

インターネットが普及し始め、ブログなどで個人が発信するようになってきたものの、まだまだ社会一般としての幸せが固定されていたように思えます。

基準となるのはいつも肩書や物質的なもの
お金、家、車、ブランドもの、高級腕時計など。

バブル時代の名残もあり、それらの商品をどれだけ持っているかが幸せの基準となり、みなその幸せを求めるためにがむしゃらに足掻いていた時代。

その目的のためには、他人を蹴落とすことも厭わない人すら出てきて、ステータスを持たない人たちを蔑み、笑いものにしていた時代。

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確かに、その価値観が本当に幸せだという人もいたことでしょう。
ただ、その価値観に違和感を感じていた人も多かったはずです。

今は、むしろその逆となりました

若い世代が特にそうだと思うのですが、過去の幸せの基準に囚われることなく、自らの心と向き合い本当の幸せを追求しています。

この変化こそ、とても大切なことだと実感しています。

そもそも、幸せという概念は、人によって違うのが当たり前なのです。

世の中において、それぞれの存在が唯一のもの
同じカテゴリの中でも、個々は唯一だということに気が付いたからこそ、自分にとっての幸せを感じることができるようになったのでしょう。

それを、最近の若者は物欲がないなどと一括りにしてしまう考えこそが、いかに古く閉鎖的で愚かなことであるのかを、先人は知るべきなのです。

個々の幸せを見つけることで心に余裕ができ、心に余裕ができるからこそ、他者を受け入れることができるのです。

今はちょうど価値観が大きく変わる過渡期。
先人の価値観を持ったままの人は、これからどんどん衰退していくことになるでしょう。
心苦しいかもしれませんが、決められた幸せは虚像であったかもしれないことを受け入れ、自分の心と向き合い、本当の幸せを見つけることが、これからの時代に沿った新たな価値観となるでしょう。

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