われわれの運命は、前進することにある。
それぞれの社会においては、その一つ上のものへと進歩せずにはおかない。
~ フーリエ(思想家) ~
おそらく、誰でも一度は「運命」というものを考えたことがあると思います。
自分の運命は何なのか。
何をすべきか、どこへ行くべきか、この道で正しいのか。
でも、思えば思うほどわからなくなって、どこかで妥協案を見つけたり、もしくは更に思い悩んだりしてしまいます。
難しく考えることはありません。
自分の運命というのは、実はとてもシンプルなものです。
運命はただ一つの道とは限りません。
沢山の道があり、沢山の選択肢があり、沢山の条件があります。
だからこそ、正解も沢山あるということを忘れてはいけません。
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正しいか正しくないか、というのは、残念ながらその一瞬では判断しかねます。
ピンチと思っていたことが実はチャンスであったり、またその逆の場合も多々あるからです。
だからこそ、「この道が正しいかどうか」で行動するのではなく、「自分が信じる道」を選んで行動すべきです。
この道が正しいかどうかという言葉の中には、実は不安が多くを占めています。
失敗すれば「やっぱり」と納得し、すぐあきらめられるように予防線を張っておいているのです。
成功したとしても「偶然」や「たまたま」や「今だけ」など、自分の決断を心から信じることが出来ません。
自分が信じる道を進むことは、実はものすごく勇気が必要なことです。すべての責任は自分にあり、すべての結果も自分で受け止めなければいけません。
しかしながら、その覚悟があるからこそ、失敗をしたならばその経験を糧にできますし、成功したならば胸を張って言えるようになるのです。
覚悟を決めたなら、あとは進むのみ。
失敗したなら、その道ではなかっただけです。
さあ、運命と向き合いましょう。