運命は神の考えることだ。
人間は人間らしく働ければそれで結構だ。
~ 夏目漱石(作家) ~
運命とは、まさに「これだ」と思う出来事であったり、振り返った時に気づくものです。
それは、自分が決めた道であったり、偶然の産物だったり、積み重ねた努力の結果であったりと様々です。
ですが、あまりにも「運命」という言葉に囚われてしまうと、「運命以外の道を選ぶ」ことが怖くなってしまいます。
これは本当に運命なのだろうか。
運命じゃなければ、意味がないのではないだろうか。
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確かに、誰しもが、何度かは「運命」を感じてきたと思います。
それはそれでとても貴重な経験ですが、過ぎていく日々の中で、毎日毎日、運命的なことが起こるわけではありません。
「運命かどうか」というのは、その瞬間には誰にもわかりません。
仮に運命だと感じたことでも、必ず成功しているわけでもありません。
運命というのは、考えなくてもいいのです。
それよりも大切なことは、「自分が何をしたいか」ということです。
物事を決めるときに、運命を感じるかどうかで判断してはいけません。
運命よりも先に感じなければいけないのは、自分の心です。
自分のやりたいことこそが、運命だと強く思える心を持ちましょう。