人生は何事をもなさぬにはあまりに長いが、何事かをなすにはあまりにも短い。
～ 中島敦（小説家） ～
何か新しいことを始めようとするときに「今から始めても遅いかも」という思いは、誰もが一度は経験したことがあるはずです。
その結果、挑戦したいことをあきらめたり、全力を尽くさず片手間で終わらせたりしがちです。
人生を生きていく上で「何事も遅すぎることはない」といろんな方が言っていますが、おそらく心から納得している人はごく少数でしょう。
年齢を重ねれば重ねるほどに、もっと早くに始めていたらと悔やまれるのは、当然の感情です。
実際に、もっと早く始めていたら人生が変わったかもしれないのは事実なのですから。
大切なことは、「始めた時期」に注目しないことです。
どんなに願っても、時間を遡ることは絶対にできません。これだけはハッキリしています。
過ぎたことをあれこれ考えても、もうどうしようもないのです。
物事を始めるときは、「今が始めるとき」ということだけに注目すべきです。
そこに「早い遅い」の考えを入れる必要はありません。今がその時なのですから。
「もう今から始めても遅い」と思って諦めてしまうなんて、本当にもったいないことです。
傷つくのが怖い。
失敗するのが恥ずかしい。
今更って思われるのが嫌。
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そんなことを心の中に思ったとして、残りの人生を挑戦せずに丸ごと諦めてしまえるのでしょうか？
生きている限り、可能性は無限にあります。
辛い事が起きる可能性もありますが、それ以上に楽しい事も沢山ある可能性だってあるのです。
そんなワクワクするような人生を、諦めてしまえるのでしょうか？
世間の目や周りからの批評を、自分の心よりも優先してはいけません。
どんなに自分の心に蓋をしていても、人間は可能な限り挑戦をし続けていたいものです。
何もすることがないと思って諦めて過ごす時間と、何かにチャレンジして熱中して過ぎていく時間。
同じ時間でも、なんとなく価値が違うような気がしませんか？
時間の積み重ねが生活となり、人生となっていくのです。
何かを始めたいと思ったのであれば、どんどんチャレンジしていくべきです。
価値ある人生になるかどうかは、全て自分自身の手に委ねられているのです。
あなたが望む人生があるのであれば、それを実現するために出来ることから始めましょう。