すべてが失われようとも、まだ未来が残っている
~ クリスチャン・ネステル・ボヴィー(アメリカの作家) ~
もうすべてを投げ出してしまいたい。
何もかもが疲れ果ててしまった。
長い人生、そんな思いを抱えるときがあるでしょう。
それは、あなたが全力でその物事に取り組んだ証です。
仕事・恋愛・勉強・人付き合いなど、とにかく、何かを懸命に行い期待した結果、失敗や挫折感を感じてしまったことが原因です。
疲れてしまった心を癒すのは、やはり時間が一番です。
無理に元気になろう、やる気を出そうとしても、どこかで必ず無理が生じてしまいます。
疲れたら、休むべきです。
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もちろん物理的にちゃんと休むことが一番の理想ですが、なかなか休めない方は、せめて心だけでも休ませてください。
ほんの少しの間でいいんです。
朝、歩いたり電車に揺られている時間。
仕事や学校の休憩時間。
食事をする時、トイレに入る時、歯を磨くとき、お風呂に入る時。
そして、寝るために布団に潜り込んだ瞬間。
ほんの少しの時間でいいので、自分のことを認めてあげてください。
すべて失ったかもしれません。
もう何も残ってないかもしれません。
取り返しのつかないことをしてしまったのかもしれません。
でも、それでも、まだ未来は残っています。
過去を変えることはできません。
ですが、未来は変えることが出来るのです。
人間である以上、誰しも落ち込んだり迷ったり悩んだりするときがあります。
それは、今までの自分を顧みて、よりよい自分になるための通過儀式のようなもの。
しっかりと納得するまで落ち込んだら、その後はもう未来に向かって進むのみ。
未来は、いくらでも自分の手で変えることができるのです。