行動がどれほど価値あるかを知るためには、行動しない場合を何か想像してみるとよい。
~ ジョージ・シン(実業家) ~
どんなに素晴らしい理想を掲げていても、行動をしなければ何も始まりません。
それでも、どうしても踏み出す勇気が出ない時があります。
そんな時は、「行動した後」のことを考えるのではなく、「行動しなかった場合」を考えるようにしましょう。
行動しなかった場合、良くて現状維持、悪ければ事態の悪化しかありません。
人生において「絶対」というものはほぼありません。
今が安定しているからと言って、未来永劫、安定しているとは限らないのです。
仮に、一番いい場合でも今と同じ。悪くなる可能性だって無きにしも非ず。
そうなってからでは後の祭りです。
「あのときやっておけばよかった」と後悔してしまうことになりかねません。
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では、行動した場合はどうなるのでしょうか?
良ければ今以上の良い状態になるかもしれないですし、現状維持かもしれないですし、事態が悪化するかもしれません。
先に書いた「行動しなかった場合」よりも、可能性が一つ増えていることにお気づきでしょうか?
行動しようと思ったときに二の足を踏んでしまうのは、その行動をした後(しかも悪い方)を考えてしまうからです。
行動を起こせば得られるかもしれない未来を、みすみす手放しているようなもの。
何もしなければ、現状維持の状態から抜け出すことはできません。
「望むような未来になるかもしれない」と思って行動することは、「望むような未来になるわけない」と思ってあきらめて過ごすよりも、ずっと楽しいですし刺激的です。
笑いながら希望を語る人と、ため息をつきながら愚痴を言う人。
あなたはどちらの人間になりたいですか?
その行動が正しかったかどうかは、やってみなければ一生わからないことです。
他人が失敗したからと言って、自分も失敗するとは限りません。まずは、自分の理想に基づき行動してみましょう。