年をとったから遊ばなくなるのではありません。遊ばなくなるから年をとるのです。
~ ヘレン・ヘイズ(女優) ~
大人になると「遊び」というものに関して、本気で取り組む機会が少なくなりがちです。
それは、それ以外にやらなければいけないことがあるのと同時に、遊びに対してあまり必要性を感じなくなるからです。
遊ぶことが一日で一番楽しかった子供時代と違い、生活のために色々とやるべきことをこなして毎日を過ごすうちに、「遊び」の優先順位がどんどん落ちてしまいます。
そして、全力で遊んでいる人々を見て「若いなぁ」とつぶやくのです。
その言葉をつぶやいたときに、穏やかな気持ちになるのならいいのですが、なにか焦りを感じるような気持ちになったのであれば、あなたには「遊び」が不足している可能性があります。
遊びというのは、心から楽しいと思える時間を過ごすことです。
最近、思いっきり笑ったり、思いっきり楽しんだりしているでしょうか?
もし心当たりがないのであれば、自分が楽しいと思えることを何でもやってみるべきです。
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人間にある喜怒哀楽の感情は、大人になるにつれて良くも悪くも鈍感になっていきます。
鈍感になるからこそ、様々なことを乗り越えていけるのも事実なのですが、やはり心にメリハリがあると違います。
たまには、それぞれの感情をこれでもかというほど感じるのも必要です。
喜びや怒りや悲しみは、こちらが望む望まないに関係なく、自分以外のところから状況がやってくるので案外感じやすい感情ですが、楽しみは違います。
それはある意味、楽しい気持ちは自分で作ることが出来る感情とも言えます。
まずは、楽しいと思えることをやってみましょう。
普段の生活でさほど楽しいことが思いつかないのなら、楽しそうな人がやっていることを真似してみるのも一つの方法です。
体調に問題がなければ、体を動かしてみるのもいいことです。
思いっきり背伸びして深呼吸するだけでも、何か変わるはずです。
自分が喜ぶことを知っている人は、自分に対しての時間を作りやすい人です。
意識して楽しい時間を持てるよう心がけてみましょう。