人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きにしか生きられない。
~ キルケゴール(哲学者) ~
生きている以上、色々なことが起こります。
しかしながら、その起きた瞬間にすべてを悟ることはまずありません。
冷静になって振り返り、「あんなことがあった」「こんなこともあった」と一つ一つひも解いて、やっと起こった出来事の意味を知るのです。
人生はいつも、過ぎ去ったことを振り返ることでしか理解できません。
でも、その間にも、新しい時間は絶えず過ぎていくのです。
「これをやるとどうなるだろう?」
「この道は正解なのだろうか?」
考えることは大切ですが、それが正解かどうかは実際に行動するよりほかありません。
それが失敗だったにしろ成功だったにしろ、やってみなければわからないのが人生です。
最初から正解がわかっている事柄の方が、圧倒的に少ないのです。
スポンサーリンク
誰でも、何かを始めようとするときは怖いものです。
だからといって、怖いからあきらめてしまうというのは、あまりにももったいない。
その怖さの原因をきちんと自分で理解しておくことが大切です。
大体の怖さの原因は「これをやっても意味がないんじゃないか」です。
ここでいう「意味のない」という考え方こそ、気をつけなければなりません。
意味があるのかどうかというのは、実のところ、優先順位としてはかなり低い場所にあります。
そもそも、周りを見渡して「意味がある」ことと「意味がない」ことを自分なりに分析してみてください。
どうですか?世の中はすべて「意味がある」ことだけでしたか?
決してそんなことはありません。
ということは、「意味があるかどうか」はそんなに重要視されていないということです。
あなたにとって意味はなくても、誰かにとって意味があるという場合もあるのです。
自分がやろうとしている事柄に対して「意味があるかどうか」を考える必要はありません。
人生は過ぎ去った事柄に関して理解するもので、これから先のことを理解する術は誰も持っていません。
だからこそ、手探りでワクワクしながら色々なことに挑戦してみましょう。