未来に向き合うには二つの方法がある。
ひとつは心配、もうひとつは期待だ。
~ ジム・ローン(講演家) ~
今日はいつかの未来であり、そして未来から見れば過去になります。
あなたは、未来へ向き合う時、どんな感情を持っていますか?
望むような未来になるかどうか不安になる人もいれば、輝かしい未来を胸に描いて期待している人もいるでしょう。
せっかくなら、意識して明るい気持ちで未来へ向かいましょう。
未来が不安で不安でしょうがない人に共通する根本的な感情は「傷つきたくない」です。
失敗するのが怖い。
人からどんな風に思われるのかが怖い。
今より悪くなる気がして怖い。
これらは、結局、自分が傷つくことを怖れているからこそ芽生える感情です。
でも、本当に失敗はそんなに怖いことなのでしょうか?
人の評価も、そこまで思い悩むほど考えなければならないことなのでしょうか?
嫌われたくない人に対して、自分の評価が下がるのを怖れるのはまだ理解できますが、まったく見ず知らずの第三者(いわゆる世間の目)にどう映るかというのは、そんなに気にしなくてもいいはずです。
そして、まだチャレンジすらしていないのに、何をそんなに恐れているのでしょうか?
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もし、それでも失敗や世間の目が怖くてしょうがないというのであれば、あなたが思いつく限りの最善の策を講じておくことです。
結局、他人から何を言われても、根本的な不安は消えません。
ならば、自分で不安を消すしかありません。
不安を消すためには、より完全に近い状態にすること。
試験が不安なのであれば、納得できるまで知識を深めるべきですし、将来のお金が不安なのであれば、今のうちに貯めるなり資産を増やすなりすべきです。
とはいえ、過ぎたる不安感は精神衛生上あまり好ましいものではないので、ほどほどを心がけましょう。
心配性の人は、数分だけでもいいので、気持ちを楽にする時間を意識して持つようにしてください。
あと、日ごろからおまじないやジンクスのように、これをやれば絶対大丈夫と思えるものを何個か準備しましょう。
例えば、勝負シャツやお気に入りのペンなどの小物を見つけたり、ちょっと奮発したお店でご飯を食べたりなど、ここぞという時に気合いが入ることをやっておくのです。
もしくは、逆転の発想で、良い事があった時に何か意識的にして、自分のジンクスにするのです。とにかく、これをやるといいことがあると思い込むことが大切です。
失敗しても、望む未来は遠ざかることはあっても逃げていきません。
仮に失敗したり傷ついたりしても、そこは誰しもが経験して乗り越えているものです。
自分の為すべきことをなし、目指す未来へ希望をもって進みましょう。