才能という責任

才能があるということは長所ではない。責任なのだ。

~ アダム・カヘン(シナリオプランニングの権威) ~

才能があるということは、ものすごく素晴らしいことです。

世の中にはその才能によって大成功を収めている人がたくさんいます。
そういう成功者を見て「あぁ、才能があるってうらやましいな」と思うのは当然です。

確かに、才能があるということは素晴らしいことです。

ですが、それと同時に、その才能に相応しい実績を求められる責任もあります。

誰だって、自分にない稀有な才能を目の当たりにすると期待してしまうからです。
そして、結果が残せなければ叩かれてしまうことだって多々あります。

どんな人間にも、何らかの才能はあります。
それが成功に繋がるものだとイメージできなくても、才能がある以上は責任があるのです。

あなたが、他の人に誇れるところはどんなことがあるでしょうか?

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自分を卑下したりせずに、冷静に分析してみてください。
思いついたことがあれば、それがあなたにとっての才能です。

イメージしにくいのであれば、他の人から言われた言葉嬉しかったものを思い出しましょう。

「優しい」「頼りがいがある」「ほっとする」「相談してよかった」など、内面的なことを評価された人もいるでしょう。
「器用」「絵がうまい」「ギャグがおもしろい」など、技術的なことを評価された人もいると思います。

家族や友人・上司や同僚や恋人に言われて嬉しかった言葉を思い出すのです。
そうすることで、あなたの才能が何なのかが見えてきます。

自分のことは自分が一番よく知っていると思いがちですが、客観的にみるためには、自分と関わり合いのある人の意見も必要です。

身体能力や学力や技術などは、目に見える才能としてわかりやすいですが、内面の才能は目に見えないので気づきにくいのです。

自分の才能を発見したのであれば、その才能を活かす責任があります。
どうすれば才能を活かせるのかを考え、自信をもって才能を磨く努力をしましょう。

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