才能とは自分自身を、自分の力を信ずることである。
~ マクシム・ゴーリキー(ロシアの作家)~
自分の限界というのは、いったい、どこで決まるのでしょう。
他人の評価でしょうか。
もし、そうだとしたら、すべての人間に評価を聞いたわけでもないのに、ただ一部の人間の評価で判断してしまうということになります。
もしかしたら、別の人からすれば、あなたは可能性に満ち溢れていると見えるかもしれません。
人の評価というのは、時として必要になりますが、あなたの本質まで見極めるほどの真摯さを持った評価は、おいそれと出会うわけではありません。
では、自分の限界を決めているのは、いったい何なのでしょうか。
それは、自分自身の心にほかなりません。
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大人になるにつれ、子供のころに抱いていた純粋な思いや希望が打ち砕かれ、いつのまにか自分で自分の限界を作ってしまうのです。
逆に言えば、それほどまでに、様々な経験をしたということ。
自信を失う機会が何度もあったからこそ、ここが限界だと決めてしまったのでしょう。
でも、今一度、考えていただきたいのです。
本当に、本当に、ここがあなたの限界なのかどうか。
自分で納得して諦められたなら、本当の限界という認識でいいでしょう。
そうではなく、まだ心にほんの少しでも思いが残っているのなら、悔いている事柄があるのなら、足掻いてみることで変わるかもしれません。
限界を感じるということは、それほどまでに真摯に向き合った証拠。
ただ、誰かの言葉で限界を決められていないかどうかを考えてみましょう。
限界を決めるのは、ほかならぬあなた自身。
あなたが「できる」と思うのなら、まだ限界ではないのです。