年齢、性別、身分、職業などで人を判断してはならない。
どんな人物でも、あなたと全く同じ人生を生きている人はいないのだから、学ぶべきことがある。
~ 名言・格言 言葉のチカラ(管理人) ~
学問や技術に関しては、いろいろな書物やセミナーなどを受けることで習得することが可能です。
しかしながら、生き方というものに関しては、自分で探し、自分で見つけ、自分で進むしか道はありません。
人の命というものは有限です。
どんなに願ったとしても、一人分の人生を生きる時間しか与えられていません。
あなたと全く同じことを考え、全く同じ選択をして生きてきた人は、あなた以外に存在しないのです。
つまり、あなた以外のすべての人は、あなたと違う生き方をしている人。
考え方が違っていて当たり前ですし、好き嫌いがあって当然なのです。
例えば、職場で嫌われている人がいたとしましょう。
その人から得られるものなんて、何もないと思うかもしれません。
でも、それは考え方次第です。
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なぜ、その人が嫌われているのかを分析するいい機会になります。
自慢をするから嫌われるとか、嫌味だから嫌われるとか、そういうことを机上の空論ではなく実践して見せてくれていると考えましょう。
あなたは、わざわざ人から嫌われるリスクを負わなくても、その人のおかげで「どうすれば人に嫌われるのか」という知識を手に入れることができるのです。
これは、他のことでも同じです。
あらゆる職業、年齢、性別、身分、考え方の違いは、あなたが経験できない人生を、代わりに歩んでいると言っても過言ではありません。
だからこそ、どんな人に対しても、横柄な態度をとることはやめるべきなのです。
本来であれば、自分一人分の人生しか歩めないところを、他の人を観察することで、経験せずともそれ以上の知識を蓄えられるのです。
尊敬できる人はもちろん、そうでない人からも、学ぶことはあります。
そのどれもが、あとあと自分を助ける処世術になるのです。
特に、人間関係で辛い時は、そう考えることすら苦しい時があります。
ですが、あなたがその苦しさを感じることで、誰かが傷つけることを止めるよう改心したり、あなたを守ろうと決意したり、どこかで誰かの心の支えになっているのです。
誰かがあなたの生き方から学ぶように、あなたも誰かから生き方を学んでみましょう。