世に卑しい職業はなく、ただ卑しい人があるのみである。
~ リンカーン(政治思想家) ~
今、あなたは自分の仕事にやりがいを見出していますか?
仕事が上手くいっているかどうかは、その都度変わって当然なので、そこは問題にはしなくてかまいません。
上手くいくだけの仕事はありませんし、失敗したとしても次に同じことをしなければいいだけですので、そんなに悩むことはありません、
それよりも、もし、あなたが今の仕事にやりがいを見出していないのであれば、それはなぜなのでしょうか?
やりたくない仕事を押し付けられてしまう。
この仕事をやる意味がわからない。
最初に思い描いていた仕事と違っていた。
さまざまな思いがあることでしょう。
ですが、その根本的なところにあるものは、意外とシンプルなものなのかもしれません。
それは「本当にやる価値があるのか」ということ。
実際のところ、人間というものは、その先に成果が見えるのであれば頑張れるものです。
あなたが仕事にやりがいを見いだせないのであれば、今やっている作業をこなすことで、何が得られるのかが明確化されていないことになります。
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では、あなたの仕事をイメージしてみましょう。
社内のことだけではなく、その先を見据えるのです。
あなたがやっている仕事は、必ず、誰かの生活のために繋がってきます。
これは、どんな仕事にも言えることです。必ず、誰かの元へあなたの仕事が届いているのです。
そして、必要とされているのです。
仕事が嫌な時というのは、人間関係が上手くいってなかったり、想像以上の量を押し付けられたり、責任を押し付けられたときなど、自分の理想とかけ離れたときです。
そんな時は決まって視野が狭くなっています。そう、あなたの仕事が会社のためだけのように錯覚されてしまうのです。
しかし、それは違います。
あなたの仕事は、嫌な上司のためでも守ってくれない会社のためでもなく、その先にある誰かの笑顔のためにあります。
どんな職業でも、必ず誰かを笑顔にしていくのです。これだけは何があっても忘れてはいけません。
そして、あなたもまた、誰かの仕事の恩恵を受けて生活をしているのです。
もし、あなたが「あんな仕事だけはつきたくない」と思っている職業があるのなら、その認識は変えるべきです。
なぜなら、その仕事をしている人のおかげで、生活が快適になっているのですから。
仕事に携わっている以上、誰もが素晴らしいことをしているのです。
あなたの理想とかけ離れていたとしても、何も悲観的になったり自虐的になったりする必要はありません。
誇りをもって自信をもって仕事をすべきです。
自分の能力が全て発揮でき、それが評価される仕事をしている人ばかりかというと、そうではありません。
だからこそ、労働は尊いのです。人に感謝されることになるのです。
あなたが他の職業に感謝することができたとき、自分の仕事にも誇りが持てるようになるでしょう。