型をしっかり覚えた後に”型破り”になれる。
〜 十八代目中村勘三郎(歌舞伎役者)〜
人と同じは嫌だ。
世間一般の考えなんてつまらない。
この考えの根底にあるのは、「自分は特別」という思いです。
だからこそ、今まで誰もやったことのないことをやってみる。
今までのセオリーでは考えられない提案をしてみる。
と、ここまではいいのですが、その前に必ずやらなければいけないことがあります。
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それは、調査をすること。
そもそも、誰もやったことないをやろうとした時点で、本当に今まで誰もやらなかったのでしょうか?
あなたが考えたことは、誰もやったことのないことではなく、既に誰かがやったものではないのでしょうか?
何が言いたいのかと言いますと、やろうとしていることに対してある程度の知識や情報は調べておくべきということです。
”型破り”というのは、今までの型を理解しているからこそ、オリジナルを編み出せるのです。
行き当たりばったりで作った型であれば、もう既に存在していることだってあり得るのです。
型破りなことをする人を見ると、基礎知識や下積みなしに成功しているように見えます。
しかし、実際には、いろいろな型を理解しそのパターンを打ち破ることで、型破りとなるのです。
一見、遠回りのように見えますが、型破りをしたいのであれば、型を覚えることから始めましょう。