決定の時が来たら、準備の時は過ぎ去っている。
~ アメリカのことわざ ~
備えあれば患いなし。
転ばぬ先の杖。
日本のことわざにもあるように、物事を始めるにあたり、準備するということはとても大切です。
しかしながら、その準備の時間だけに囚われてしまうと、今度はタイミングを逃してしまう事もあります。
大切なことは、その時期を見誤らないことです。
準備を完璧にしておきたい気持ちは、十分すぎるほどわかります。
でも、世界というのは、実に様々な人の時間が絡み合っているので、必ずしもこちらの最善の時期と周りの要望する時期が一致するとは限りません。
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むしろ、準備不足の時にチャンスが到来することの方が多いくらいです。
だからこそ、決断の時が来た時は、腹を決めなければなりません。
自分の望む準備が出来なかったとしても、決断する勇気を持つ必要があります。
確かに、準備不足のままだと不安もひとしおだと思います。
ですが、実際に行動してみないことには、どう転ぶかわからないのもまた事実です。
ただ、あまりにも準備が間に合わず失敗することが目に見えている場合は、次のチャンスを待ってもいいでしょう。
しかし、次のチャンスが来るかどうかというのは、誰にもわからないですし保証もできないものです。
完璧な準備などは存在しないと思っていれば、不測の事態でも決断する勇気が持てます。
大切なのは、完璧な準備ではなく、決断する心だということを、常に心に留めておきましょう。