花はなぜ美しいか、一筋の気持ちで咲いているからだ。
~ 八木重吉(詩人) ~
勉強でもスポーツでも仕事でも趣味でも家事でも、一生懸命がんばっている姿は、見る人の心に何かを語りかけます。
真摯な気持ちで頑張っている人を見る度に、「自分とは違う」と比べたりしていませんか?
頑張っている人が美しく見えるのは、そのことに心を集中しているからです。
「他の人からどう思われるのだろうか?」
「この先、何か悪いことが起きたらどうしよう?」
そういう打算的な考えや、猜疑心みたいなものが全くありません。
それは、誰のためでもなく、自分のために頑張っているから無理がないのです。
頑張れば頑張っただけ、何かを得ます。
成功かもしれないし、失敗かもしれないし、挫折かもしれません。
スポンサーリンク
しかしながら、頑張らない限り、成功も挫折もどこか他人事なのです。
物事に真摯に向き合い、努力した人だけが「成功」や「失敗」や「挫折」の本当の意味を知るのです。
「私には何も打ち込めるものがない」という人がいるかもしれません。
何もないということは、気がついていないだけかもしれないですし、まだ見つけていないのかもしれません。
どんなに優れた賢者であったとしても、この世の全てを知ることは無理です。
人間は、限られた寿命の中で、限られたことしかできません。
だからこそ、色々なことにチャレンジしてみましょう。
「何をしていいのかわからない」と悩んでいる時間こそが一番もったいないことに気づくべきです。
一筋の気持ちを持つことが出来たら、世界は変わります。
心の中にある芯がしっかりしてくると、今まで嫌だったことが気にならなくなります。
真摯に、ひたむきに、一筋の気持ちを持つように心がけましょう。