私は特別な人間ではない。しいて言えば普通の人よりちょっと努力しただけだ。
~ アンドリュー・カーネギー(アメリカの実業家) ~
なにかを成し遂げた人というのは、どうしても才能があったとか思われがちですが、本当にそうでしょうか?
確かに、才能や環境などは成功に大いに関係あるのは事実ですが、それだけではありません。
そもそも、生まれながらにしてすべてを兼ね備えている人だなんて、それこそいません。
必ず、その才能を見出す人がいて、本人がそれを伸ばし育て、成功していくのです。
つまり、どんな才能があったとしても、自分で気がつくというのは稀です。
これは得意だな、ぐらいの感覚があったとしても、これは才能だとわかるのは、もっとずっと後なのです。
では、あなたの才能はなんでしょうか。
特に才能はないと思う。
これは得意だけど、才能というほどではないと思う。
昔はこれが得意だったけど、今は全然だめだ。
色々な思いで考えることでしょう。
特に才能がないと思っている人も、昔は得意だったけど今は才能がないと思っている人も、どうせ大したことはないと思っている人も、人それぞれです。
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少し、考え方を変えてみましょう。
この世の中に、なにかで成功した人は五万といます。
その人たちは、すべて、同じ分野で成功していますか?
何かに秀でているというのは、すべてに秀でているわけではないのです。
その分野に特化して秀でているということです。
そして、才能というのは、実にさまざまなジャンルがあります。
あなたが才能がないと嘆いたとしても、それは、あなたが思う才能がないだけで、他の才能があるという証拠なのです。
それは、料理かもしれないし、スポーツかもしれないし、本を読むことかもしれないし、釣りかもしれないし、マッサージかもしれません。いろいろなことがあるのだから、必ずなにかの才能があるはずです。
何かを少しだけ頑張ってみましょう。
そう、人よりちょっとだけ頑張ってみるのです。
そもそも、才能が仕事に結びつく保証はありません。
でも、自分にはこの才能があるという自覚は、自信につながっていきます。
あなたが好きなこと、あなたが得意なこと、それを人よりちょっとだけ頑張ってみましょう。