ただ確かなことは、自分の中に燃料を持っていなければ、人の心を燃やすことはできない。
誰かの心を動かそうとするのであれば、まず、自分の心に相手よりも強い意志が必要になります。
例えば、あなたがスポーツチームの監督になったとしましょう。
監督に必要な技量は、さまざまなものがあるとは思いますが、その一つが「情熱」です。
別に、熱血指導が素晴らしいと言っているわけではありません。
淡々と指導する監督が悪いと言っているわけもありません。
大切なのは、心。
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口に出さなくても、熱意というものは体からあふれ出すものです。
真剣に物事に取り組んでいる人を見ると、自然と真剣に物事に取り組むようになります。
「雰囲気」は伝染していくものです。それは、言葉の善し悪しなどでは計り知れません。
口下手でも、教え下手だったとしても、熱意と情熱があれば必ず相手に伝わります。
言葉はとても有効なコミュニケーション手段ですが、それだけでは全てを補いきれないのです。
人をやる気にさせようとするのなら、まずは自分の本気を見せることです。
形式的な言葉や態度などではなく、相手に求める以上の心意気がなければ始まりません。
人の心を動かすのは、結局は人の心なのです。