真の謙虚さ

真の謙虚さとは自分の長所を正当に評価することであり、長所をすべて否定することではない。

~ サミュエル・マイルズ(作家) ~

謙虚な人というのは、思慮深く控えめで、他人の意見を素直に受け入れられる人のことです。
日本人らしい心遣いというか、慎ましさこそ美徳というか、自然と人を惹きつける魅力があります。

ですが、実際にはこの「謙虚さ」という言葉を、誤解している人が多い気がします。
まず、謙虚というのは、自分を卑下することとは違います

よくありがちなのが、謙虚すぎる人
例えば、自分の長所を褒めれたのに、全力で否定する人

褒めるという言葉の中には、もちろん社交辞令もありますが、中には、本当にあなたの長所を褒めている人もいます。
あなたがその言葉を全力で否定してしまうと、あなた自身はもちろん、あなたを褒めた人さえも侮辱していることになるのです。

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どういう対応をすればいいのかを悩むのであれば、素直に「ありがとう」と伝えればいいだけです。

相手の言葉が社交辞令だろうと、心からの言葉であろうと、あなたを褒めたことには違いありません。
だからこそ、感謝の気持ちと共に「ありがとう」と伝えればいいのです。
もちろん、笑顔も添えて。それが無理なら、せめて、相手に頷くような感じで

相手を褒めたのに、機嫌を悪くされたら、誰だって嫌な気分になります。
褒められたことに感謝をして、さらに頑張る人は、誰もが応援したくなりますし、また褒めたくもなります。

真の謙虚さというのは、決して自分を卑下することではなく、自分自身を正当に評価できることです。
誰かに褒められたら、全力で否定せずに、ありがたくその言葉を受け止めましょう。

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