難問は分割せよ。
~ デカルト(哲学者) ~
八方塞がりに感じるような難問は、その解決方法すら見出せないことがあります。
あまりにも高すぎる壁を目の前にして、あきらめと絶望で立ちすくんでしまうような時もあるでしょう。
それでも、人間とは不思議なもので、どんなに遠い道のりだとしても、ゴールが見えていれば何とかたどり着けるものです。
それとは反対に、どんなに近い道のりだとしても、ゴールが見えていない道は恐怖や不安を強く感じてしまいがちです。
ここで立ち止まってしまうと、難問を解決するきっかけを失ってしまいます。
どんな時でも必ず解決策はあるということを、忘れてはいけません。
問題の解決方法がわかれば、後はそれを実践するのみ。
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大切なことは、「解決できるかどうか」を考えるのではなく、「解決するために必要なことは何か」を見極めることです。
そもそも、難問というのは、ひとつひとつの問題が複雑に絡み合って出来ている場合が殆どです。
つまり、解決するためには、全体を見るのではなく、そのひとつひとつを一つずつ解決していくのです。
どんな難問でも、必ず小さな問題に分けることが出来ます。
分割したら驚くほど小さな問題でも、そのひとつひとつを解決していく過程で、いつのまにか自信が積み重なって、あの高すぎる壁に対抗できるようになっていくのです。
難問を前に諦めてしまえば、そこから動き出すことが出来なくなってしまいます。
可能な限り問題を分割し、小さな問題をひとつずつ確実に解決していきましょう。