物を処分できないのなら

物を大切にするということは、きちんと物と向かい合うこと。
ひとつひとつ向き合ってみると、いかに不要なものが多いかがわかる。

〜 名言・格言 言葉のチカラ(管理人)〜

昨今、物を大切にするべきという風潮があります。

それ自体はとても素晴らしいことなのですが、大切にするという言葉をきちんと理解していないと、物が捨てられなくなってしまう可能性があります。

では、物を大切にするというのはどういうことなのでしょうか。

それは、そのものに対してきちんと向き合ってみることに他なりません。
向き合った結果が必要なら残し、それ以外は手放してみましょう。

そうは言っても、数が多いと向き合うことがまず面倒に感じると思います。
もしそう感じたのであれば、それは、あなたがもうすでに物を持ちすぎていることになります。

ひとつひとつ手にとって、手に取れないものは手を触れてみましょう。
そうして向き合うと、本当に必要なものかどうかがわかります。

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本当に必要なものなら、手にとる前から残す理由を知っているのです。
(例えば生活必需品で、なおかつ、自分が大切にしているものや、仕事に使うものなど)

反対に、不要なものはどうなるのかというと、なんとかして理由を探し始めるのです。
理由を探し始めた時点で、今は必要ないと答えが出ているようなものです。

それでも、その理由があるのなら、一旦は手元に置いておきましょう
ここで無理に処分してしまうと後悔する原因となります。

ただ、同じことを何度かに分けて日を改めてやってみるのです。
そうすると、毎回考えていた理由を探すのが面倒になってきます。

対して執着も愛着もない物に、わざわざ捨てない理由を考える時間が無駄と気がつくのです。

物を捨てられないということは、その物に対して向き合っていない証拠。
最初は難しく感じたとしても、何度か繰り返すうちに、必ず必要か不必要かの判断ができるようになります。
本当に必要なものだけを大切に使いましょう。

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