人付き合いというものは、ある程度の距離感を保つことで長持ちするものである。
〜 名言・格言 言葉のチカラ(管理人)〜
人間というものは、誰一人として同じ人生を歩んだものはいません。
仮に、似たような境遇だったとしても、それはあくまでも似ているだけで、同じ人生ではないのです。
つまり、一人一人の個性というものは、私たちが想像するものよりもはるかに確定されているもので、万人と仲良くするということは絶対に無理だということをまず意識しましょう。
それでも、人間は一人では生きていけません。
家族、社会、学校、友人、恋人など、気がつけば何かしらの人付き合いがあります。
どうしても合わない人もいるでしょう。
どうしても理解できない人もいるでしょう。
どうしてもムカつく人もいるでしょう。
それは、自分と違う人生を生き、自分と違う境遇を生きている他人なのだから仕方のないことです。
決して、あなたのせいではありません。
理解できないことも、共感できないことも、反発を覚えてしまうことも、その人と合わないだけであり、あなた自身の問題ではないのです。
まず、合わない人がいることを、自分の人格否定に繋げないことが大切です。
それでも、社会で生活をしている以上、最低限の人間関係は必要となってきます。
人間関係をそれなりに円滑に長く保つコツは、距離感を近づけすぎないことです。
大抵の人間は、最初は距離感があって礼儀正しい関係でいられるものです。
初対面から殴り合いの喧嘩というものは、なかなか起きないものです。
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それなのに、なぜ人間関係が辛くなってきてしまうのか。
様々な問題があるとは思いますが、私が思うのは、無意識のうちに距離を近づけすぎてしまうからと考えています。
礼儀正しい関係でいたとしても、何度か会うようになると、お互いについつい話をしてしまって、悩みや愚痴などを言い合うようになります。
これは、心をさらけ出せる関係になったと思えば喜ばしいことですが、実際には、この段階でやっと自分と合う・合わないがわかるものです。
これは、お互いが勝手にイメージして作り上げてきた相手の人物像と現実のギャップがあるからこそ起きる現象です。
自分が相手にがっかりしたように、自分も相手にがっかりされていることでしょう。
その後は、ただ気まずい関係になるか、マウントの取り合いでいがみ合う関係になるか。
どちらにしても、人間関係が疲れる原因になってしまいます。
だからこそ、最初から意識して距離感を保つことが、人間関係を続けるコツとなるのです。
人間関係というものは、生きている以上、避けられない問題です。
上部だけの付き合いで、まずは人間関係にストレスがないように過ごしましょう。もし距離が近づきすぎて気まずいのなら、少しずつでも距離を置きましょう。
そうしているうちに、本当に心から全てわかりあえる人と出会うことでしょう。