嫌な相手と出会ったら、一秒でも早く無関心になるように尽力すべきである。
~ 名言・格言 言葉のチカラ(管理人) ~
嫌な相手というのは、わりと誰にでも、そして、どこにでもいます。
関わらないでいられるなら、それに越したことはないのですが、なかなかそうもいかないのが現実です。
まして、その嫌な相手が、職場の同僚や上司だったり、友達の友達だったりと、微妙に付き合わなければいけないとなると、それだけで結構なストレスを感じることでしょう。
また、知り合いだけではなくて、通勤途中や買い物中や運転中など、見ず知らずの人に嫌な思いをさせられることもあります。
例えば、並んでいるのに割り込みされたり、ぶつかっても謝りもしなかったり、明らかに煽り運転をされたり。
嫌な相手というのは、本当に、いつでもどこでもいるものです。
人付き合いが苦手、人間が苦手という人は、案外、こういうことが原因なのかもしれません。
ここで、嫌な相手に出会ったらどうするべきかを考えてみましょう。
まず、相手を理解しよう、仲良くなろう、相手にわかってもらおうという考えは一旦置いておきましょう。
それができるのは、あなた自身が心身ともに健康で、なおかつ、相手に良心がある場合のみに有効だからです。
そもそも、そんな可能性があるのなら、何回かあっているうちにそのわだかまりは解けているはずなのです。
解けていないということは、あなたにとって理解できない相手なのだと認識すべきです。
話を戻しまして、では、具体的にどうすべきか。
それは相手に対して「無関心」になることです。
ただ、言葉にすると簡単そうに思えるのですが、実際にはとても難しいことです。
なぜなら、そのときはイライラしたり怒りの感情が残っているから。
嬉しいことはわりとすぐ忘れがちですが、この怒りやムカつくといった感情はなかなかどうして簡単には消えてくれません。
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だからこそ、一秒でも早く「無関心」になるようにしなければならないのです。
ここで、「なるほど、他のことに目を向ければいいのか!」と思えた方は、今度嫌なことがあった時にぜひ実践しみましょう。
頭では理解したけども、実際には難しそうだと思った方は、まず、何が嫌だったかを分析するところから始めてみましょう。
発言や行動、場所や時間、どんなことが、どのくらい嫌だったのかを考えてみるのです。
もちろん、イライラしている時に分析する余裕はありませんので、落ち着いた頃にリラックスした状態で考えてみましょう。
そうすると、自分の嫌なことが客観的に理解できるようになります。
自分の嫌なことが客観的に理解できるようになると、今度、その事柄が起きそうな場合も予想がつくようになります。
大切なことは、その予想がついた時点で、自分をイライラさせる事柄について関心をなくすようにするのです。
何か言われても「はいはい、やっぱりそうきたか」くらいの気持ちで俯瞰してみるのです。
人間とは不思議なもので、心構えが出来ていれば、ある程度のことはうまく立ち回れるように出来ています。
感情に任せず達観することで、いつもよりもイライラが少なくなるかもしれません。
でも、突発的で対処できないのが、先に書いた「見ず知らずの人からの嫌な行動」です。
これに関しては、心構え云々の前に、とにかく早く忘れるべきですが、なかなかそうもいきません。
そこで、私が実践していることは「嫌なことをした人は、自分の厄を持って行ってくれた」と思うようにしています。
逆に「親切にされた人には、いいことがありますように」と心の中で感謝しています。
嫌な相手と出会った時は、とにかく、自分の心を守るために相手に対して「無関心」になるように心がけてみましょう。
最初は戸惑うかもしれませんが、あなたがあなたの心をきちんと守れるようになれば、驚くほど気持ちが楽になります。
人間関係が煩雑な今の時代だからこそ「無関心」をうまく使えるようになりましょう。