教わって覚えたものは浅いけれど、自分で苦しんで考えたことは深いんですよ。
〜 早川徳次(シャープ創業者)〜
何かわからないことがあると、すぐ誰かに聞く人がいます。
誰かに聞くことは悪い事ではありません。
ですが、わからないからとすぐ聞いてしまう人は、解決するのも早いですが忘れることも早いです。
なぜかと言いますと、自分が理解する前に答えを聞く事で、わかったつもりになってしまうからです。
質問する前に、自分なりに色々調べたり考えたりしたのであれば、答えを聞きながら自分の考えと照らし合わせることができます。
スポンサーリンク
考えることなく聞いてしまうと、その聞いたことが全てだと認識してしまい、後で自分で考える必要がないと判断してしまうのです。
これは、仕事でもなんでもそうなのですが、物事というのはそれ単体で完結しているものばかりではありません。
今の問題を理解できたからこそ、次の問題の解決の糸口を見つけられることも考えられるのです。
問題があったとき、一秒でも早く解決したい気持ちはわかります。
ですが、長い目でみると、その問題をきちんと考えるかどうかで、後々の理解度が変わってきます。
まずは考える癖をつけること。考えることが楽しいと思えるようになればしめたものです。