決意はおそくとも、実行は神速なれ。
~ ドライデン(イギリスの詩人) ~
何か大きな決意をし、実行する段階となってから、誰もが考えてしまいがちな事があります。
それは、「もっと早くやっていれば」「遅すぎるのではないか」という、時期への不安です。
確かに、もっと早くやっていればもっと多くの実績を上げることが可能だったかもしれません。
時期が遅いために、なかなか実績を上げられない可能性もあります。
しかしながら、その不安は、実際に行動してみなければわからないのです。
そもそも、あなたが今まで挑戦してきた数々の分野において、前人未到の新分野だったことはそうそうないはずです。
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すなわち、あなたが今始めようとしていることは、誰かがすでに通った道。
なおかつ、誰かがこれから通ろうとしている道でもあるのです。
物事には確かに時期というものがあります。
それについて、「物事の成功に時期は関係ない」と言い切るつもりはありません。
ただ、実行する前の段階で、既に「遅すぎる」「早くやっていれば」という後悔を抱くのは早すぎると伝えたいのです。
決意をするために、あなたはこれでもかというほど考えたはずです。
成功した時、失敗した時、不安な事項、将来性の有無など、ありとあらゆるシチュエーションをイメージしたはずです。
心に決めたのなら、悩む時間は過ぎ去っていることに気がつくべきです。
決意をしたのなら、すぐ行動に移しましょう。
時期がどうこうというのは、それからです。
早ければいいわけでも、遅くて不利なわけでもありません。