自分の心と向き合う

人間は何を知っているかではなく、何をしようと思っているかによって、価値・無価値、能・不能、幸・不幸が決まる。

~ リントネル(オーストラリアの教育者) ~

知識を持った人間が、必ずしも幸せであるとは限りません。

知識があると言うことは、良くも悪くも先を見通せる力がつくということ。
つまり、出来るかできないかがわかってしまう分、気を抜くとつい腰が重くなってしまいがちです。

幼子が何でもかんでも挑戦するのは、その先にあるものがまだ何かわからないから。
だからこそ、探求心と好奇心とやる気で何でもチャレンジするのです。
そこには損得勘定なんてものは存在しません

また、どれだけ知識を得たとしても、どれだけ能力があったとしても。
その知識を活かそうとしない限り、せっかくの知識もただの宝の持ち腐れとなってしまいます。

どんな小さなことでも、やろうと思って始めることには、成し遂げた後に必ず達成感が残ります。
別に、誰もが納得するような立派な目標でなくてもいいのです。

仕事でも、勉強でも、家事でも、遊びでも、趣味でも、なんでもいいのです。
大切なことは、始めようと思う気持ちと、実行に移す勇気と、やり遂げる根気

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その一連の流れの中で、自分が得た知識が有効活用されたとき、知識を得た時と同じような満足感も味わえるはずです。

幸せというのは、他者が決めるものではありません。
自分にとって価値があるかどうか、向いているかどうかも、自分が考えて決めるべきことです。

どんな本を読むよりも、どんな講演やセミナーを受けるよりも、まずは自分の心と向き合うのです。

本当は何をしたいのか。
本当はどんな風になりたいのか。
本当は誰が好きなのか。

自分が迷っているひとつひとつのことを、自分なりに客観的に分析してみるのです。
もう自分の心はわかりきってると思っていたとしても、念のため、確認してみましょう。

自分の本心を的確に理解しておくことは、どんな状態でも一番大切なことです。

あなたの人生をより良くするためには、自分自身と向き合うことが必要不可欠です。
「何が出来るか」ではなく、「何をしたいのか」を、よく考えてみましょう。

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