心配し過ぎないこと

人生は、ケチな心配事ばかりしているのには短すぎる。

~ C・キングスリー(イギリスの作家) ~

何の不安もなく、心配事もない人生を歩んでいる人は、なかなかいません。
自分の事にしろ、自分以外の事にしろ、多かれ少なかれ、誰もが何かを心配して生きています。

根本的に、心配をするということは、慎重になっているということなので悪い事ではありません。

ただし、何事もやりすぎは良くないように、常に心配ばかりしている人は、少しだけ楽観的に考えることも必要です。

そもそも、なぜそこまで心配なのかを自分に問いかけてみるのです。

心配事の内容にもよりますが、大体、大きな悩みと言われるものは、次のようなパーツに分けられるでしょう。

「このままで本当にいいのかどうか」という、漠然とした将来への不安
「天災・人災が起きたらどうしよう」という、自分の力でどうにもならない物事に巻き込まれる不安
「失敗したらどうしよう」という、努力が無駄になるのではないかという不安

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大きな心配事に共通しているものは、「不安」という感情です。
では、どうやって不安と向き合えばいいのでしょうか?

先の例の件で言いますと、こればっかりは「やってみないと(起きてみないと)わからない」ことばかりです。

将来への道が正しかったかどうかなんて、人生をきちんと生きて、その生を終えるときに振り返ってみて、初めてわかることです。

同じように、どれだけ寝ずに心配していたとしても、天災・人災がいつどこで起こるのかはわかりません

試験や研究なども、やってみないとわからないのです。

とは言え、「心配なんてするだけ無駄だ」ということではありません。
不安を解消するために何かの準備をしておくことは、とても大切なことです。
その準備こそが、成功の基になるのですから。

心配することは決して悪い事ではありません。
でも、心配するあまり動けないのであれば、それこそまさに本末転倒です。
不安を解消するための対策をしっかりとし、後は運を天に任せましょう。

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