不平を並べても

不平をこぼす人間に与えられるものは、憐れみよりも軽蔑である。

~ サミュエル・ジョンソン(イギリスの文学者) ~

思わず不平を言いたくなる場面は、誰もが経験あるはずです。
人によりけりですが、不平をこぼす回数が多い人ほど、自分の生活に満足していないように見受けられます。

思ったようにならなかったり、自分が理不尽な状況に陥った時に、つい不平をこぼしてしまう人も多いでしょう。
口を開けば、ほぼ不平不満だらけの人もいます。

ただ、不平不満を言っている人の殆どは、自分がそこまで不平不満ばかり言っていることに気がついていません
「おはよう」や「ただいま」と同じくらいの感覚で、延々と不平不満を述べるのです。

自覚症状がないので、自分がどうか不安になった方は、昨日一日の会話を思い出してみてください
職場の同僚や家族、友人や恋人などとの会話で、不平不満ばかり話していませんか?

本当に大変な時に、つい不平をこぼしてしまう時があるのは、構いません。
しかしながら、日常会話の殆どが不平不満というのは、それだけ自分の心が貧しくなっていると気づくべきです。

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考えてもみてください。
誰かの悪口不平不満ばかり話す人と、あなたは話をしたいと思いますか
話を聞く方もだんだん疲れてきてしまいます

不平不満を話すのがいけないというのではありません。
ただ、不平不満だけで話が終わるのが良くないと言うことです。

不平不満をいう時は、必ずそれを解決する方法も一緒に述べましょう。
そう心がけるだけで、話を聞く人はもちろん、自分自身もやる気が出てきます。

後ろ向きな発言だけでは、人はいずれ話を聞かなくなってしまいます。
「またどうせ不平不満の話だろう」と、軽蔑されかねないのです。

それが、解決方法も一緒に語ることで、見方が変わります。
「なんだか大変だけど、頑張ってるんだな」という印象になるのです。

あなたが昨日、誰かに話した不平不満を解決する方法はありませんか?
もしあるのなら、それを実行してみましょう。
不平不満を言うよりも、ずっと心が楽になることを実感できるはずです。

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