仕事は自分で探して創り出すものだ。与えられた仕事だけやるのは、雑兵だ。
~ 織田信長(戦国武将) ~
与えられた仕事をやるというのは、社会人であれば当然のことです。
ですが、どんな仕事でも、ただ「任されたからやる」という姿勢では、自分の成長は見込めません。
仕事を与えられたからには、可能な限り、改善すべきところや効率的にする術はないか考えるべきです。
例えば、まったく同じ内容の仕事を100回行うとします。
一人は、最初のやり方通り、100回行いました。
もう一人は、試行錯誤をしながら、100回行いました。
ここですでに、経験の差が出てきます。
この先ずっと同じ内容の仕事をするのであれば、最初のやり方通り続けた人が優位でしょう。
ですが、残念ながら、そんな仕事はほとんどありません。
似たような仕事内容くらいはあるかもしれませんが、まるっと全部同じ仕事ばかりというのは、現実的には少ないでしょう。
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新しい仕事が来たとき、何が役に立つのかというのは、開けてみないとわかりません。
もしかしたら、前の仕事を進めるときに試行錯誤したことが、大いなるヒントになる可能性だってあるのです。
仕事が忙しいと、試行錯誤する時間を作るのが難しいことはよくわかります。
ですが、せっかく仕事をしているのですから、そこから何かを得ようとすることは、将来の自分にとって非常に有益なことです。
バッティングセンターで例えるならば、「やみくもにボールを打つ人」と「フォームなどを考えて打つ人」の違いです。
投げられてくるボールが、仕事そのものだと思ってみてください。
速いスピードのボールは難易度の高い仕事で、ゆるやかなスピードのボールは難易度の低い仕事。
スピードに応じた打ち方やタイミングがあるように、仕事にもコツや技術が必要となるのです。
日々舞い込んでくる仕事に同じものは何一つないと思い、効率化すべきところや改善すべき点を探す癖をつけましょう。
無駄に思えるかもしれないことが、将来の自分を助ける可能性もあります。
とことん追求してみましょう。