どうせ空想するなら思いきりすばらしい想像にしたほうがいいでしょう?
~ L・M・モンゴメリー(作家) ~
よく「現実を見ろ」という言葉を聞きますが、毎日毎日現実ばかり見ていては、そのうち心が疲れてしまいます。
真面目な人ほど、自分に対して厳しい分、空想することを好まない人が多いのかもしれません。
空想するということは、「空を見て何かを想う」ということ。
たまには、空を見上げてみましょう。
空を見上げてしばらくいると、不思議と心が落ち着いてきます。
現実はとりあえず置いて、空の広さを感じてみましょう。
心が落ち着いたら、とびきりすばらしい想像をしてみるのです。
大富豪になって世界中を旅したり、有名人になってファンに囲まれたり、
柔らかい風に身を任せて空を飛んでみたり、
深い深い海の中にある秘宝を探してみたり、
自分が思いつく限りすばらしい想像をするのです。
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もし、想像ができなくなっていたとしたら、心が大分疲れているのかもしれません。
心が疲れていると、どうしても考えが暗くなりがちで、体も疲れやすいはず。
そんな場合は、好きな映画の主人公になりきってみるというのどうでしょうか?
ハードボイルドだったり、絶世の美女だったり、天才プログラマーだったり。
想像するということは、心のために考えるという事。いわば、心と向き合う事でもあるのです。
体と心は切り離すことはできません。
心の疲れを取るということは、健康のためにもいいことです。
「現実に戻った時にむなしくなる」という人もいますが、想像していた時にそのむなしさは感じないはず。
空想はあくまでも空想。現実とは違う世界。だからこそ、自分の心の中で自由にできるのです。
空を見上げる時間がないのであれば、せめて夜、眠る前の数分間に空想してみましょう。
心が疲れていると感じた時ほど、とびっきり素晴らしい空想をしてみましょう。