信頼関係を持つためには、誠実であること。
子育てにおいても、これは例外ではない。
〜 名言・格言 言葉のチカラ(管理人)〜
育児の悩みはつきないもの。
幼いときは幼い時で悩みがあり、大きくなれば大きくなったで、また別の悩みが出てくるものです。
イヤイヤ期、第一次反抗期、第二次反抗期…いろいろな名称で言われますが、どの時期も子供にとって意味があって行動しているということ。
まず、この点については、どの年代を育てる時も心に留めておきましょう。
その中で、子供にはそれぞれに個性があり、みんながみんな同じ対応でいいわけではありません。
同じ家庭で育ったとしても、兄弟や姉妹で性格が全然違うということが、それを物語っています。
親と子という関係は、人間関係の最たるものと言っても過言ではありません。
ここで健全な人間関係を築いていれば、お互いに心の拠り所として家庭があり、違う人間関係も築きやすくなるでしょう。
では、子供と信頼関係を築くためには、何に気をつければいいのでしょうか?
答えは、簡単です。
シンプルに、誠実であればいいのです。
特に自分の子供となると、どこか所有物のように扱う人がいますが、それは大間違いです。
子供も一人の意思のある人間です。
それを忘れてはいけません。
あなたのもとに生まれ、あなたのもとで育ちますが、いずれ大きくなれば社会に出て、一人の大人としてまた生活をしていくのです。
生まれた時点で、すでに一人の人格を持った人間なのです。
「子供だから」という理由で簡単に約束を破ったりすることが続くと、後々、信頼関係を築けなくなってしまいます。
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だからこそ、子育てをするときは、誠実であるべきです。
・実行できないことは約束しない。
・約束したことはきちんと守る。
この二つを、常日頃から意識しましょう。
「あとで遊ぶね」と約束したのなら、きちんと遊ぶこと。
「あとで買ってあげるね」と約束したのなら、きちんと買うこと。
言葉にすると当たり前のことですが、その場しのぎでつい適当なことを言ってしまうことも、育児中だとよくあることです。
疲れていたり時間がなかったりすれば、約束を破らざるを得ないこともあるでしょう。
そんなときは、きちんと理由を伝えて、子供に謝ることが大切です。
こうすることで、約束は理由によって破られることがあり、約束を破ったときはきちんと謝るということを学び、そして、許すということを学んでいくのです。
育児は毎日の積み重ねです。
子供に誠実さを求めるのであれば、親であるあなた自身が、子供に対して誠実でいなければいけません。
こうして身近でコミュニケーションを学ぶことは、子供にとって、社会に出た時の大きな糧となることでしょう。