愛するか、愛さないかは、われわれの自由にならない。
~ コルネール(フランスの創作家) ~
人間の心というものは、そう簡単に自由になりません。
自分の心ですらままならないのですから、他人の心なんて自由にできるはずがないのです。
それでも、落ちてしまうのが恋。
そこに立ちはだかるものがどんなものであったとしても、恋心は止められないのです。
「あの人なら幸せにしてくれそう」
「あの人を好きになれたらよかったのに」
どれだけ外見や条件のいい人がいたとしても、それで恋に落ちるわけではありません。
そもそも、そんな考えのもとに恋に落ちることが出来るのであれば、恋をして後悔したり不幸になる人はいないでしょう。
だからこそ、恋愛は平等なものなのです。
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あきらめきれない恋もあるでしょう。
どうにもならない恋もあるでしょう。
自由にならない恋心というのは、時に厄介にされがちですが、ネガティブなことばかりではなく、ポジティブな方へと考えていきましょう。
それは、どんな恋からも学ぶことがあるということ。
恋は相手あってのものですが、自分の心と向き合えるのは、あくまでも自分だけなのです。
恋に落ちることで、客観的に自分を分析するきっかけになるでしょうし、自分は何が嫌で何が嬉しいのかをしっかりと知ることができます。
思うようにならない恋心を悲観するよりも、むしろ、これだけ人を愛することができるんだと自信を持ちましょう。
もしかしたら、その相手は運命の相手ではないかもしれません。
それでも、その出会いがなければ、運命の相手にたどり着かないのも事実。
起こりうるすべてのことに意味はあるのです。それは、恋ですら同じなのです。