他人と比べるから不公平と感じる

理由も分からずに押し付けられたものを大人しく受け取って、理由も分からずに生きていくのが、我々生きもののさだめだ。

〜 中島敦(作家)〜

生まれた場所、生まれた時代、生まれた家など、さまざまな要因において、公平なことなどなにひとつありません

自分の生まれた環境に、何の不満もなく心から感謝する人は、この広い世界において果たしてどのくらいいるのでしょうか。

スタートする時点で、もうかなりの差がついていると感じることがあるかもしれません。

でも、それは仕方のないことなのです。
ここは甘んじて受け入れましょう

しかしながら、不満があるからと言ってそのままの流れで生きてしまえば、不満があるまま生を終えてしまうでしょう。

仮にスタートする時点で差があったとしても、それから生きていくうえでどの道を進むかは自分次第です。

現状を嘆くくらいなら、どうすれば現状を打破できるのかを考えるべきです。

もともと、世の中は不公平なものです。

しかし、その不公平さはくるくると変わるもの。
「盛者必衰の理」の言葉通りです。

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そもそも、幸せの基準は自分が決めるもの。
自分の考え方次第でどうにでもなるのです。

少しでも生活を良くしたい、環境を変えたいのであれば、今すぐ動きましょう。
何も大きなことをしなくてもいいのです。

あなたが、あなたのためになるであろう思いついたことを、たった一つだけでも実行するのです。

体調に不安があるのなら、早めに寝てみるとか休刊日を設けるなど、体をいたわりましょう

心が疲れているのなら、好きなことをしたり欲しいものを自分にプレゼントしたり、心が喜ぶことをしましょう

あなた自身が、あなたを喜ばせるようにするのです。
そこに、他者は関係ありません

昨今、SNS普及により、実に様々な人たちの生活を垣間見えるようになりました。

他者の生活と自分の生活を比べる機会が、昔よりさらに身近になり、自分の生活に不平不満を持つ人も多くなったはず。

それでも、ないものねだりをして悔しがり不貞腐れる時間があるのなら、自分の現状を見つめて、よりよくするために動いた方がよっぽど有益な時間です。

周りと比べて落ち込んだり卑屈になったりしても、何も変わりません。
そんなことを思う暇があるのなら、いかに自分をプロデュースしていくかを本気で考えてください。
そして、そのための努力をどうか惜しまないでください。
あなたの人生は、あなたの選択と実行する勇気で変わるのです。

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