それぞれの良さ

慈善は婦人の徳、寛大は男子の徳。

~ アダム・スミス(経済学者) ~

最近は、男女関係なく、異性を目指そうとしている気がします。
外見の問題ではなく、あくまでも内面の問題だと思うのですが、ここら辺に「男女平等」の弊害が出てきている気がしてなりません。

どれだけ男女平等を目指したとしても、性別の差はどうあがいても埋めることはできません
まずは、自分の性別の徳に関して、今一度考えてみましょう。

思いやり慈しむ心。
これは、まさしく女性が持つべき心です。
ふわりとした女性ならではの仕草は、見ているだけで心を落ち着かせてくれます。

全てを許し受け入れる心。
これは、まさしく男性が持つべき心です。
例え多くを語らずとも、頷いて理解してくれることで、心が軽くなるのです。

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人間という単位で見ると、性別の差を考えること無く公平な目で見ることはできます。
しかし、誰しもが無意識のうち性別を意識してしまうのです。

人には理想というものがあります。
まず、あなたが思う「理想的な人間」を思い浮かべたとしましょう。
なるべく具体的にイメージをしてみてください。紙に書いてみてもいいでしょう。

その後、「理想的な女性」「理想的な男性」をそれぞれ思い浮かべてみます。
「理想的な人間」「理想的な異性」に関して、共通していなかったところはどこでしょうか?

人間として魅力的であるべきことはもちろん大切です。
ですが、それはあくまでも、それぞれの性別の徳があるからこそ魅力的に見えるのです。

「男らしく、女らしく」という言葉は、男女平等を妨げるものではなく、それぞれの性別を尊重している言葉です。
異性になろうとせずに、まずは自分の性別の徳をしっかりと積むようにしましょう。

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