周りからのイメージを利用する

自分に対して、他人が持っているイメージを把握しておこう。

~ 名言・格言 言葉のチカラ(管理人) ~

あなたは、周囲の人からどんなイメージを持たれていますか?

明るい。
頼りがいがある。
真面目。
お調子者。
頑固。
短気。

人柄を表す言葉というのは、それこそ数えきれないほどあります。

周囲の人が持つイメージと自分自身が思っている印象が、必ずしも同じとは限りません
むしろ、違っている人の方が多い事でしょう。

誰に何と言われようと、自分自身の道を信念をもって貫く。

とても素晴らしい生き方で理想的ですが、皆が皆、同じように強い心を持っているわけではありません

周囲の人からのイメージというのは、あなたに対して「こうであってほしい」と思う願望そのものです。

「頼りないと思われている」のであれば、あなたを見下して自分が優位に立ちたい人がいるということ。

「お調子者と思われている」のであれば、あなたのコミュニケーションはうらやましいが親密になりたくはないということ。

つまり、誰かに持たれている印象というのは、周りの人のあなたへ対する思いそのものなのです。
言葉通りの意味ではなく、その先の感情もちゃんと読む必要があります。

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先ほどの二つの例を説明しますと、どちらもあまりいい印象ではありません。
だからこそ、いざという時は、この印象を利用するのです。

「頼りないと思われている」のであれば、誰かに頼って当然と思われているということ。
それをプライドが許せないと言ってしまえば、それで終わりの話なのですが、困った時はどんどん誰かを頼りましょう

それであなたの評価が下がることはありません
なぜなら、もともとそういう印象なのですから。

大切なことは、「頼りないと思われている」間に、着々と実力をつけて自信をつけること
そして、いつの日かその頑張りが日の目を見て、もう頼りない人だと思われなくなるのです。

「お調子者だと思われている」のであれば、一緒にいると楽しいが、いざという時に逃げ出すような軽い人間だと思われているということ。
この場合は、無理に人と合わせなくても大丈夫

どうせお調子者だと思われているのですから、苦手なタイプとは軽いつきあいでいいのです。
その代り、本当に頼れる友人知人をちゃんと見極めておきましょう。
あなたの表面ではなく、内面をきちんと見てくれる人間関係を構築するのです。

このように、相手が自分に持っているイメージというものは、ピンチの時にうまく利用すれば便利です。
確かに、そのイメージ通りの行動になるので、あなたへの評価は良くなるどころか確信を持たれることになりかねません。

それでも、その間に、自分自身を磨くことが出来れば、いつか正しい見方がされる時がくるのです。

人の印象というものは当てにならないもの。
だからこそ、その印象をうまく使いこなしてピンチや人間関係を乗り切りましょう。
印象をよくするというのは、思った以上に大変なことです。
最初は周囲の思い通りの役を演じ、機が熟したときに、本来の姿を見せましょう。

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