人は年を重ねるほどに、未来よりも過去のことを考えがちになる。
~ 名言・格言 言葉のチカラ(管理人)~
人間というものは、様々な出来事を経験し、そして年を重ねていくものです。
いい思い出も悪い思い出も、自分が歩んできた道のりが多ければ多いほど、振り返る機会が多くなるのは当たり前のことです。
しかしながら、思い出は、私たちの心をその当時まで戻してしまいます。
今ここに生きていて、今ここで動けるというのに、心だけが過去に戻ってしまうと、現実がおろそかになりがちです。
「あの頃はよかった」「あんなことがあった」「こんなことがあった」と振り返ることが悪いと言っているのではありません。
ただ、いつまでも過去に縛られていては、今変えられるはずの現状から目をそらしてしまう危険性があることを覚えてほしいのです。
どんなに憧れても、どんなに恋しくても、どんなに切なくても、どんなに悔やんでも、時間を戻すことはできません。
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でも、未来なら。
まだ未来なら変えられる可能性があるのです。
試しに、今日はとくにいつもと同じような一日を過ごそうとしているのであれば、普段は絶対にやらないことをやってみてはいかがでしょうか。
いつもと違う道を通ってみる。
いつもと違う食べ物と食べてみる。
いつもと違う趣味をやってみる。
シャワー派なら、湯舟にお湯をためてみる。
珈琲派なら、紅茶や緑茶を飲んでみる。
夜型タイプなら、早寝早起きしてみる。
あなたの中でいつのまにか決められている生活パターンをちょっと変えるだけでも、新たな発見があるかもしれません。
これは、過去に縛られていてはわからなかったことです。
今を変えたことで得られた経験なのです。
この世の中には、まだまだあなたの知らない世界がたくさんあります。
どれだけの時間があっても、どれだけのお金があっても、この世のすべてを味わい経験しつくすことは無理なのです。
せっかく生きているのですから、過去よりも未来に思い馳せていきましょう。