事を行うにあたって、いつから始めようか、などと考えているときには、すでに遅れをとっているのである。
~ クィンティリアヌス(ローマの修辞学者) ~
何かを始めようと考えるタイミングは、人それぞれ大体同じような感じだと思います。
多少の早さ遅さはあるものの、そこまで違いはないはずです。
ただし、そこから実行に移すかどうかというのは別。
ここを早くすることによって、結果も早く出るのです。
いつから始めよう、このあと始めよう、など考えているのは、やらない言い訳を探しているのと同じです。
そうじゃなくて、思いついたら実行してみるのです。
もちろん、それについて考えたり準備したりというのも実行のうち。
発想というものは、何の根拠もなく湧き上がるわけではありません。
あなたの経験やさまざまな情報を総括した結果、ふと湧き上がってくるものです。
スポンサーリンク
つまり、それをやった方がいいとあなた自身が判断したことになるのです。
となれば、あとは手段を考えて実行するのみです。
やった方がいいのかどうかという悩みは、もうクリアしているので考えるだけ無駄です。
ですが、人間というのはなるべく失敗したくないもの。
どうしても慎重にならざるを得ないので、機会を狙ったり、本当に成功するか考えているかどうかを悩んでしまいます。
その考える時間を減らして、準備の時間にあてた方がよっぽど建設的です。
何かを始めよう、始めたいと思ったのは、偶然ではありません。
あなたの人生において必要だと思ったから、その考えが沸き起こったのです。
それならば、あとは準備をして始めてみましょう。軌道修正は、動き出した後でも可能なのです。