目標を決める大切さ

どこへ行きたいのかわからなければ、目的地に着いても気づかない。

~ レスリー・A・ヤークス(コンサルタント) ~

今、自分の中で確たる目標を決めて人生を歩んでいる人は、果たしてどれくらいいるでしょうか?

「目標を持つべきだ」という言葉は、幼いころから色々な場所で聞かされてきたと思いますが、年齢を重ねるにつれて、だんだんと目標を見失いがちになる人もいます。

なぜならば、実際のところ、日々の生活をしていく上で、目標というものは意外と必要なかったりするからです。

与えられた仕事やノルマをそつなくこなしていれば、大きな成功は見込めないかもしれませんが、大きな失敗をすることもないからです。

目標を決めてそれを達成するように努力することが、いつのまにか酷く大変なことのように思ってしまうのです。
人間、無意識のうちに楽な方へ進んでしまうのは、ある意味仕方のない事です。

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しかしながら、目標を決めておかなければ、せっかくそのチャンスが訪れているのに、気がつくことすら出来ないのです。

そう考えると、目標を決めていない現状というのは、とても勿体ない時間を過ごしていると感じませんか?

目標を決めないで生きているということは、目的地を決めないで旅に出ているようなものです。
一見、自由で魅力的な行動に見えますが、もし色々な観光地に寄りたいと思ったのであれば、偶然の発見に頼るよりは、目的地を決めて旅した方がはるかに効率的です。

あなたが人生の中で目標を決めて生きるのが面倒だと思うのであれば、それも生き方の一つです。
でも、この世に生まれた以上、色々な経験や知識に触れたりしたいのであれば、さ迷い歩く時間ほど無駄な時間の使い方はありません。

時間に限りがあるのは、生とし生ける人すべてに与えられた制約です。
目標を達成した時の満足感は、達成した人にしか感じられないのです。
どんな小さなことでも構いません。まずは、目標を決めるところから始めてみましょう。