討論は男性的、会話は女性的。
~ ブロンソン・オルコット(教育者) ~
討論をするということは、あるテーマに対して意見を言い合うということなので、発言するときに感情を入れてはいけません。
自分の考えと違う考えが出てくることは当たり前ですし、いちいちその発言に優劣や難癖をつける時間がもったいないです。
誰が発言したかよりも、何の意見が出たかに着目して、よりよい解決策や妥協案を見つけていくことこそが討論の本来の目的です。
対して、会話には必ず感情を入れるようにしましょう。
なぜなら、会話にはいろいろな感情が込められていることが多いからです。
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その中で軸となるのが、共感するということ。
会話の中で発生する喜怒哀楽の感情を、なるべく共感してほしいというのが人間です。
相手の話に共感することで、親近感がわいて仲良くなることも多々あります。
もちろん、自分の意思とまったく違うのであれば共感する必要もないのですが、だからといって、あなたの気持ちをそのままぶつけるとトラブルになる可能性もあります。
そんな時は、「なるほど、そうですね(私はそうは思わないですが)」と聞き役に徹するのが無難です。
討論にしても会話にしても、自分以外の考えを聞ける絶好のチャンス。
あからさまに悪意のある言葉以外は、どんな言葉も一度胸に受け止めてみる価値があります。
誰かと話すというのはとても興味深い事。機会がある限り、どんどん話してみましょう。