スルーするスキルを身につける

物事に向き合うことは大切なことだが、いつまでも怒りや妬みを持っているのであれば、それは向き合っているのではなく、執着しているだけである。

~ 名言・格言 言葉のチカラ(管理人) ~

仕事でも、人間関係でも、常に思い通りにいくものは、この世にひとつもありません。

だからこそ、いい時と悪い時があることは当然だと思いましょう。

その上で、常に自分の立ち位置を確認することはとても大切なことです。

自分は何を目指しているのか、
自分は何を感じているのか、
自分は何を思っているのか、
自分はどこまで達成できたのか。

これらの情報を分析することで、客観的に物事をみることができるようになり、自分の道がぶれないようになります。

さらに、この中でも、自分の感情は大切にしてください。

無理にポジティブにならなくてもいいのです。

喜怒哀楽という感情があるのですから、たまにネガティブになったりイライラしたりすることもあってかまわないのです。

ただ、どの感情も、一通り自分で確認が出来たら、手放すように心がけてみましょう

一番手放したいのに、実際に手放すのが難しい感情が「怒りや妬み」です。
これらの感情はとても強いもので、一旦胸に沸き起こってしまうと、ことあるごとにこみ上げてきます。

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イライラするから悪口を重ね、その時はスッキリしても、また思い出して愚痴を言う。
このループにはまってしまう人は、きっと想像以上に多い事でしょう。

では、どうやってこの感情と向き合えばいいのでしょうか。

それは、なるべく早く忘れるように、思い出しはじめたら他のことを考えてスルーするのです。

なぜ、そんなことをしなければならないのか。

怒りや妬みに自分の感情が支配されてしまうと、自分の事よりも相手の事をずっと考えている状態になります。

これは、とてももったいないことです。

ただでさえ人生の時間は限られていて、その中でも仕事や何やらで自由にできる時間は限られているのに、わざわざ嫌な相手の事を考えるなんてもったいない以外の何ものでもありません

この考えをすると、相手を許しているようで何か腑に落ちないとか負けた気になる人もいるかもしれませんが、それは違います。

あなたの時間を邪魔されないように、あなたがシャットアウトしたのです
ですから、負けたわけでも許したわけでもないので、気にしなくていいのです。

最初はなかなか難しいでしょう。
でも、少しの時間だけでもいいので、意識を他に向けるように心がけて、自分の気持ちに集中してみてください。
そうしているうちに、自分の心がしっかりしてぶれないようになり、本当にスルーできるようになります。
自分の気持ちをしっかりと持つことは、他でもない、あなた自身のために必要なのです。