酒は幸せになる者にのみ甘い。
~ ジョン・キーツ(イギリスの詩人) ~
同じお酒を飲んでいるのに、あるときは甘く、あるときは苦く感じるのは、その時の心を反映しているからでしょう。
幸福を感じる時ほど甘く、不幸だと嘆くほど苦くなります。
酔っている状態なのは変わりないのに、その気持ちはまさに雲泥の差と言えるでしょう。
辛い事がある時は「酒でも飲んで寝るのがいい」と言われていますが、酒に溺れてはいけません。
酔うことによって、悲しみや絶望が和らぐかもしれませんが、それはあくまでも一過性のもの。
いつまでも酒の力に頼っていると、心身ともに疲弊してしまいます。
お酒は、良くも悪くも感情を大きくします。
嬉しい思いも、悲しい思いも、すべて倍増させてしまうのです。
だからこそ、快活なときにお酒を飲むべきです。
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どんなにおいしいお酒でも、気分が沈んでいるときに飲むとおいしさが半減してしまいます。
それだけ、お酒というものは心や雰囲気に語り掛けるものと言えるでしょう。
お酒な苦手な人は、無理にお酒を味わおうとせず、お茶でも珈琲でも紅茶でも、自分の好みの飲み物を見つけてください。飲み物にこだわることで、新しい世界を知ることもあります。
大切なのは、自分の好きな飲み物を、心から楽しむということ。
お酒に沢山の種類があるように、お茶にも珈琲にも紅茶にも種類が沢山あります。
味の違いが分かるようになると、お酒と同じように、自分の心が反映されていることに気がつくはずです。
お酒をおいしく飲みたいのなら、とにかく気分がいい時に飲みましょう。
いつもの味と違うと感じたのなら、自分の心の中にある思いと逃げずに向き合いましょう。