何を以って失敗とみなすか

失敗の最たるものは、何一つそれを自覚しないことである。

~ トーマス・カーライル(批評家・歴史家) ~

失敗をしてしまったという瞬間は、ただただ絶望に苛まれ、どうすればいいのか途方に暮れてしまう人が殆どです。

まして、事が重要であればあるほど、そのショックも大きいはず。
あまりのショックで、何も手につかなくなってしまうことすらあります。

ですが、失敗した時は、その失敗したという事実を受け止めた後「なぜ失敗したのか」に心を向けるべきです。
いつまでも呆然としていては、その失敗の損害を増やしていくだけです。

辛い事もわかります。
そんなに簡単に割り切れないことも、わかります。

しかしながら、無理にでも気持ちを切り替えねばならぬのです。

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失敗をしたということは、今のやり方のままではいけなかったということです。
ということは、今と違うやり方をすれば、今度は成功する可能性があるということです。

失敗したあなたには、何が原因だったのか本当は気づいているはずです。

もっと努力すればよかった。
この方法じゃなく、もう一つの方法にすればよかった。
ついつい怠けてしまった。

必ず、原因がわかるはずです。

前にも書きましたが、周囲の目というのは失敗したことなどに興味はありません
成功したことのみに注目し、讃美し、祝福するのです。

あなたの失敗は、辛い経験かもしれません。
しかしながら、あなたはこれで成功へまた一歩近づいたことになります。
諦めない限り、必ず成功します。失敗を失敗で終わらせないことが、成功する秘訣です。