自分に合う仕事とは

私には特殊な才能はありません。ただ、熱狂的な好奇心があるだけです。

~ アインシュタイン(物理学者) ~

自分の才能をきちんと理解している人は、それを活かす場所を見つけやすい分、仕事でも成功しやすいと言えます。
どんな人にも、必ず何かの才能があるわけですが、問題なのは、きちんと自分で理解しているかどうかです。

一般的に、身体的なもの(足が速い・泳ぐのが得意など)はわかりやすいので、今回は内面の方に注目していこうと思います。

自分の才能は何かをまだ見つけられてない人も、きちんと理解している人は新たな才能を発見するためにも、できるだけ自分を客観的に分析してみましょう。
物事の本質を見極めるためには、判断材料として信用度の高い情報が必要になります。

自分の事を分析していくうえで、陥りがちなのが「欠点ばかり思いついてしまう」ことです。
そこで落ち込んだりする必要はありません。
三日坊主だとか、根性がないだとか、人見知りするとか、そういうのもきちんと書き出しましょう。

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欠点というものは、意外と才能に一番近い場所だったりするのです。
それでも、実感がなかなか持てないという人が殆どだと思いますので、具体例を挙げていきます。

物事は一方からだけ見て決めつけてはいけません。
さすがに人に迷惑をかけるような欠点は改善すべきですが、それ以外のものであれば、長所とも言えるのです。

例えば、「飽きっぽい」「物事が続かない」という場合は、それだけ新しいものに対する好奇心が旺盛だということです。
次々と新しいものに注目していく能力に長けているのですから、その能力を活かすようなことをすればいいのです。
企画立案や新商品のレビューなど、日々生まれ続ける新しい情報を収集し活かしていくことが、あなたの長所を活かした仕事とも言えるでしょう。

「人見知りしてしまう」という場合は、まず、どんな人となら話が出来るようになるのかを考えてみましょう。
その人に心を開けるかどうかを考えるということは、それだけ、相手を分析する能力があるということです。
第一印象だけで人は判断しがちですが、あなたの場合、それ以降も相手が信用に値するか見極めようとします。
相手を見極めようとする能力は、人事部など採用の場や部下への対応で、遺憾無く発揮されることでしょう。

ほんの一例だけですが、自分の欠点を長所として考えることで、物事がポジティブに変わっていきます。
心の変化は、すぐに仕草や表情に表れるものです。

自分の欠点は何かを見つけたら、次はそれが長所になるようにイメージしてみましょう。
あなたの欠点は立派な才能です。自分の実力を発揮できる仕事を見つけチャレンジしてみましょう。